最近ではどんな業界の人でも日常生活に取り入れているマインドフルネス。
海外では子供にも積極的にマインドフルネスを促していて効果が出ているそうです!
マインドフルネスは子供にとってどのような効果があるのでしょうか。
マインドフルネスとは?
マインドフルネスについては以前にも記事にしています。

マインドフルネスとは何でしょう?
マインドフルネスとは、仏教におけるサティ(正念)から、宗教的要素を除き、メソッド化した自己啓発や心理療法として用いる瞑想をベースとした、エクササイズであり、テクニックであり、状態である。
マインドフルネスは、今この瞬間の自分の体験に注意を向けて、現実をあるがままに受け入れることである。
瞑想から宗教的な要素を取り除いたのがマインドフルネスであって瞑想とマインドフルネスのやり方は変わりませんのでどう違うの?と思われる方がいたら安心してくださいね。
瞑想はどうしても宗教的な要素が絡んできますので万人に受け入れられませんでした。
そこで、宗教的な要素を取り除いてしまえばいろんな分野において活躍できると生まれたものがマインドフルネスです。
瞑想から宗教的な要素を除いて残るもの、それがポイントですね。
今この瞬間に目を向けて心の状態をみること
そうすることによって『ストレスの軽減』『マイナス思考の改善など、感情をコントロールする能力が高まる』『集中力が高まる』などの効果があらわれると言われています。
育児中のストレス解消にはもちろんのこと、精神的な落ち着きが欲しい方や心の平穏を取り戻したい方、新しい自分と出会いたい方などは、積極的に実践していくのがおすすめです。
いま、私は新しい自分と出会うために一日の内、かなりの頻度でマインドフルネスを実践しています^^
子供への効果はあるの?
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出典@pinerest
オランダではマインドフルネス”を子育てを学校教育の現場、トレーニングに取り入れているそうです。
こちらの本は世界27か国で訳され、教育先進国でベストセラーとなっています。
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この本の内容を引用させてもらいました。
近年、ストレスが発育中の子どもの脳に有害な影響をもたらすことが確認されています。
そのため、マインドフルネスがますます必要とされているのです。
マインドフルネスのトレーニングは、学習環境の向上やリラックスするためだけに、オプションとして付け加えるものではありません。
マインドフルネスは、最適な学習と感情のバランスを保つために欠かせないトレーニングです。
過度のストレスによる悪影響から、発育過程にある脳を守ってくれるのです。
子どもの世界もストレス社会と言われてる現代。
大人になる前の子ども時代に、ストレスへの対処、対応方法を学ぶということは子供にとって有益と言えるでしょう。
子どもは、まさに「いま」の瞬間に生きています。
過去や未来にこころを奪われることは、それほどありません。
自然に「いま」にいるのです。
そこで、私たち大人にできる最も重要なことは、子どもが持っているこの「自由なこころ」と「いまにいる」という自然な性質を損なわずに、その性質を強め、育てることです。
学童期の子ども、さらには幼児期から、マインドフルネスのトレーニングを始めると、非常に有益でいあるという科学的証拠が増加しています。
子供の頃は毎日が楽しくて過去に対して後悔したり、未来に対して不安を抱いたりすることなどありませんでしたよね。
ストレスがない社会は、おそらくないでしょう。
ですから、ストレスに、どう向き合い、対処していくのか、という最も大事なことを学ぶ術を、学校教育や子育てで学ぶことは、必須になっています。
海外では積極的に子供に対してマインドフルネスを行っています。
アメリカは幼少期から「マインドスキル」を習得させていて、マインドフルネスアプリで、世界一の約50万人の有料会員を持つ「Headspace」には「Headspace for Kids」というメニューも有るそう。
マインドフルネスを積極的に取り入れている海外ではどんな効果が出ているのでしょう?
居残り罰のかわりに瞑想
米ボルチモアにある公立小学校、Robert W. Coleman Elementary Schoolで、子供が悪いことをした時に、罰として昼休みや放課後などに一定の時間、瞑想を行うというのを取り入れているそうです。
専用のマットが敷かれた「瞑想ルーム」で、呼吸を意識し、気持ちを落ち着けて瞑想、再び集中力を高めてから教室に戻ることになっている。
子どものしつけに必要なのは懲罰ではないと考えているこの学校の狙いは、自ら瞑想し気持ちを落ち着かせて、問題行動の根本にある不調(心配事やストレス、お腹や頭が痛いなど)を軽減させる効果を期待している。
ちなみに同校で瞑想を行うのは、罰を受ける子供だけではないそう。
生徒たちに瞑想を教えるため、学校にインストラクターを招くと効果てきめんで、それ以降、同校で停学処分を受けた子どもは1人もいないという。
同じように停学が減り、生徒の出席率が上がった高校もあるそうですよ!
生徒からは、「テストの時、周りが騒がしくても集中できるようになった」「家でイライラしても、瞑想の時に習った呼吸を試したら気分が落ち着いた」という声が上がったんだそうです。
他にもイェール大学によるマインドフルネスの子供への効用調査をマサチューセッツ州ケープコッドの3つの学校で行った結果、マインドフルネストレーニングによって、子供達は、よりストレスや不安感を減少させ、判断力や問題解決能力が高まり、よりハッピーになっているとのこと。
まとめ
子供の頃、毎日が楽しくて楽しくてしょうがない子供でした。
今考えると、やはり、あの瞬間を生きていたからだと思います。
子供の「今を生きる」感覚を大事にし続けることは未来のある子供にっても、私たち親にとってもいいことづくしですね。
まずは親である私たちから1日1分、瞑想を取り入れていきましょう!

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