子供が小さい時は気にならなかった他の子。
子供の成長と共に他の子と比べることはありませんか?
比べてしまうことは人間社会で生きている限り必ず生じる感情だと思います。
ですが子供に他人の子供と比較して叱ることは子供にとってはマイナスな事ばかり・・・。
「比べる」子育てが子供に与える影響を見ていきます。
親が子供を比べる時ってどんな時?
親が子供を他の子どもと比べる時というのはどんな時でしょう?
産まれた瞬間から子供は、比べられていますね。
産まれた時間、性別、大きさなどすべてが他人と違う要素を持っています。
その瞬間から比べられるんですよね。
だから、人が人を比べるというのは避けられないことです。
ただそれが、自分の子供であった場合・・・比べることで子供を苦しめてしまったり自分が苦しくなってしまうことは避けたいです。
親が子供を比較してしまう時、
「他の子はできるのに、うちの子はどうしてできないんだろう」
この考えが浮かんだ時に、思い出して欲しい「親が子供を他の子と比較する子育てをしていると子供がどんな影響受けるか?」を見ていきます。
比べる子育てが与える影響
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具体的に見ていきましょう。
1.自己肯定感が低くなる
子育てにおいて重要な自己肯定感。
自分は大切な存在・価値ある存在だと思う心が子どもを生き生きとさせ、自分らしくしていきます。
自己肯定感に関する記事はこちら。

ですが「比べる」ことをしていると自己肯定感が低い子供になってしまいます。
「〇〇ちゃんはできるのに、どうしてあなたはできないの?」
と、「人と比べて叱られた時」には「やる気」や「向上心」は損なわれますよね。
成長過程の伸び盛りの子供の思考をストップさせてしまうのです。
そうすると、子供は自分を価値のないものと判断して劣等感を持ちます・・・。
自己肯定感が低い子供になって欲しいと思う親なんていないですよね。
自己肯定感を低くしてしまう「比べる」はやめましょう。
2.他人と比べることでしか幸福感を得られない大人になってしまう
日頃から、親が他人の子と比較するような発言をしていると子供も他人と比べることでしか幸福感を得られなくなってしまいます。
誰かよりできた!、誰かよりできなかった!と、常に他人と比較され続けることで、自分の幸せの価値観はどこに基準があるのかわからなくなります。
他人との比較によるものに幸せの基準が置かれるようになります。
そうした時に、他人よりできないことが増えてくると劣等感ばかり抱えてしまうことになりますね。
他人と比較しても良いことは一切ないのだ!と親がしっかり理解して、子供に対する発言には注意しましょう。
3.親自身にも影響する
他人の子供と比べていると自分の幸せがどこにあるのかわからなくなってしましまいます。
他の子はできるのに・・・となった時に子供の成長が不安や心配に変わります。
価値観と言うのは個々で違うものですから、それぞれが違って当たり前。
子供の個性もそれぞれのものだと認識して、他人の子と比較をやめましょう。
比較していると自分の幸せの基準ですらどこにあるのかわからなくなってきます。
4.比べるなら過去の本人とが良い!
比べるなら過去の本人となら自己肯定感が低くなるようなことはありません。
以前はできなかったのにできるようになったという褒め方は逆に子供にとって自信につながります。
子供の才能を伸ばすためには、伸ばしたいところを地道に育てていくことが大切です。
地道に育てていくには過去との比較によって伸ばしてあげることができます。
そういう伸ばし方をしてあげると子供は自分自身に集中して才能を伸ばしていくので他人の子を気にすることなくどんどん伸びていくでしょう。
まとめ
1.自己肯定感が低くなる
2.他人と比べることでしか幸福感を得られない大人になってしまう
3.親自身の価値観にも影響する
4.比べるなら過去の本人ならOK!

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