2016年12月に朝日新聞が紙面上で「ワンオペ育児」を特集したことによって広がったこの言葉。
このワンオペ育児という言葉を聞いて「うちもその家庭だ!」「我が家にもあてはまる・・・」と言ってこのワンオペ育児という言葉が注目されています。
このワンオペ育児について今日は記事を書きたいと思います。
ワンオペ育児って何!?
「ワンオペ」という言葉は、牛丼チェーンが深夜に従業員一人で店を回す過酷な労働形態「ワンオペレーション」から生まれたもの。牛丼チェーンで、大量の食器が片付けられないまま、従業員がぶっ倒れている様子などがツイッターに投稿され、同社は「ブラック企業」認定をされるに至った。
このワンオペレーションから生まれたワンオペ育児という言葉。
1人で育児する過酷さがワンオペのようだと考える母親たちのあいだで「ワンオペ育児」という言葉が使われ始めたんですね。
ワンオペ育児の社会背景
ワンオペ育児の背景としては離婚率が上がり一人親が多いこと、地域に頼る子育てが当たり前でなくなったこと、共働きが増えたこと、夫が単身赴任など。
家庭それぞれではありますが、たくさんの理由があってワンオペ育児になっている現状ですね。
私の周りで言えば、夫の仕事がサービス業(飲食店)の仕事の家庭はほぼ母親だけのワンオペ育児となっていますね。
共働きをしているのにワンオペ育児になっている理由としては、育児や家事の負担が母親にだけのしかかっていることが原因であると言えます。
ワンオペ育児の問題点
産後の生活環境の変化、ホルモンのバランスの乱れによって女性の身体は他の人が思っているよりもずっとデリケートな状態になっています。
その為に一時的にうつ症状になったりすることもよくあるもの。
ですがそんな時に頼れる人が周りにいなかったら・・・どんなに体調不良でも乳幼児を抱えていると育児・家事を休めないためにどんどん症状が悪化する。
そういう現状はよくあります。これは夫の仕事状況にもよりますが核家族化してきた社会背景によって周りに頼れる人がいない為に起こりうる状況ですね。
イクメンパパが増えてきて、ワンオペ育児はなくなったかと言えば、ワンオペ育児の方が後から出てきた言葉なのでパパがイクメンだからと言っても別なようです。
ワンオペ育児の解決法
ワンオペ育児をどうやって解決していくかですが、夫がイクメンであろうとなかろうともっと子育てを誰かに頼ることが大事だと言えるでしょう。
共働きであれば、家事代行サービスや託児サービスを積極的に使う事で一人で子育てをしているという感覚から抜け出せるはず。
確かにお金はかかってしまいますが、長い目で見るとお金で解決できるところはお金で解決して親がストレスをためない方が子供にとっても良い影響を及ぼします。
関連記事→「託児サービスを積極的に使って子供の能力を高めよう!」
実際に体験しているママの声も記事にしています。

ワンオペ育児を楽しむ方法
育児中に子供と一緒に楽しめる笑いを取り入れまくる!
家の中で家事に追われ、子供の世話をしていると思うようにコントロールできない子どもを「手間のかかる相手」と捉えてしまいがちです。
でも、子供は大きくなれば自分を誰よりも大切に思ってくれる家族の一員です。
今はしんどくてもいずれ子供とのかけがえのない人生がまぶしく満ち足りたものに変わると信じて今を楽しく乗り切りましょう!
まだ歩かない、0歳児の赤ちゃんを抱えているならアテレコ遊びが楽しいですよ^^
私が良くやっていた遊びをご紹介!
出典@https://i.ytimg.com/vi/teml4tr-cI0/hqdefault.jpg
偉そうに~(笑)
お次はこちら↓
出典@ハナペコ
こんな風に赤ちゃんの言葉を言い換えてあげるとついイライラしちゃうお世話も楽しくなりますよね。
まだねんねの赤ちゃんのお世話中なら外出チャンス!
まだ赤ちゃんのお世話中ならママがご近所に外出できる絶好のチャンスです!
歩き始めたらもう子供は目が離せないですが、歩く前ならベビーカーに乗せてお昼寝している間に、おとなしく遊べる赤ちゃんなら起きている時だって、カフェに行ったりウインドウショッピングなどで、ちょっと息抜きできますよね。
産後間もなくから家にいることが多くなってしまい、世間から少し遠のいていると感じているお母さんがいるならとにかくちょっとでも外に出て気分転換をおすすめします。
自然が近くにあるなら緑を感じて新鮮な空気を取り入れると身体の血や酸素が入れ替わり、前向きな気持ちにもなれます。
初めの内は赤ちゃんを連れて外出することは抵抗もありますが、赤ちゃんの為にも外に出て、外気にあたってください。
いろんな人に触れることは肌や脳にとても良い刺激を与えます。
お役立ち家電に身近な人の名前を付ける
身近なお役立ち家電に「パパ」「おばあちゃん」「おじいいちゃん」「木村さん」など知っている人の名前をバシバシ付けていました。
頑張って働いているルンバがパパだと思うとなんだか無性に感謝の気持ちが芽生えてくるのが不思議(笑)
たまにしか出番のない布団乾燥機など、出番のあった時はしっかりダニ退治という大仕事をこなしてくれるので「お義母さん」の名前をつけたりですね(笑)
ちょっと目を離すと焦げてしまう我が家のオーブントースターには近所の「木村さん」の名前をつけていました。
近所の「木村さん」はとても良い人で子供のこともかわいがって気にしてくれるんですが、やることなすことちょっと迷惑だったりするんですよね・・(笑)
目が離せない人という想いでオーブントースターに名前をつけました^^
そうやって日常にちょっとした笑いを入れると家族や子供をいつもかわいがってくれるご近所さんにも感謝が生まれるんですよね。
感謝が生まれると、一人で育児を抱えているという気持ちも辛くはなかったりします。自分の思考一つでもワンオペ育児を楽しめるんです。
まとめ
ワンオペ育児はしょうがない!という家庭があって当たり前の現代で、少しでもその負担が軽くなるように社会の仕組みが変わって欲しいと願います。
そして、それを待つ間に、私たちは積極的に社会と育児を関わらせるように、子供を連れてどんどん外出しましょう。
気分転換にもなるし、子供のぐずりや泣き声は当たり前の世の中だと子育て中の親にとってこれほど楽なことはありませんよね。
そして、育児は自分の思考一つで楽しくもなるし、辛くもなるということも覚えておいてどんどん実践してみてくださいね。
コメント