子供の運動能力ってどのように決まってくるのかご存知ですか!?
遺伝なのでしょうか・・・?それとも他に理由があるのでしょうか?
確かに一時期、子供の運動能力は母の運動神経によるなんて噂になったことがありましたね^^
ですが、それって本当なのでょうか!?
実は適切な時期に適切な運動をすることで、運動能力は磨かれるんですね。ではどの時期にどの運動をするのが最適なのか見ていきましょう!
子供の運動能力って遺伝で決まるの!?
一般的には子供の運動能力は親からの遺伝と言われていますが、実はそうではないらしいです!!!
確かに、生まれながらの素質に恵まれていることで、差はできてきてしまいます。
それはどうしてもしょうがないことですね。
人種が違えば、骨格の形や大きさ、筋肉の質というのは違ってきて当然です。
ですが一概に、持って生まれた素質だけで決まるとは言えないんです。
環境や子供自身の努力による後天的な影響によって運動能力を伸ばすことは可能なんです!
母親の運動神経が特に遺伝する?
遺伝と運動能力は関係ないと言いましたがこの母親の運動神経が子供に遺伝するという噂についても見ておきましょう。
俗説では野球やサッカーなどのチームスポーツのレギュラー選びの際、子供は成長過程で差がない時には子供の母親の体格を見て決めるということがあるそうですよ・・・!
これすごいですよね^^私は身長148センチなので残念ながらこれだとレギュラー落ちです・・・
話が逸れましたが、お母さんの体格の良さでその子の将来の体格を予想して決めるという説です。
しかし、こんな俗説がある一方で、子供の能力は5~8歳のプレゴールデンエイジの期間と、9~14歳までのゴールデンエイジの期間に、いかに質の高いトレーニングが出来るかに関係してくるので、子供に適切な時期に適切な運動をすることで運動能力は育つらしいです。
※ゴールデンエイジとは・・・心身の発達が調和し、動作習得に最も有利な時期とされています。集中力が高まり運動学習能力が向上し、大人でも難しい難易度の高い動作も即座に覚えることができます。
お母さんが運動が苦手でも、子供と運動の関わり方でいくらでも子供の運動能力は育つと言えるでしょう。
適切な時期と適切な運動って!?
幼児期(就学前まで)
早期教育が高まる最近では、お子さんが小さい内から学習や、知育トレーニングなどを始めさせる家庭が多いと思います。
ですがこの就学前のこの時期に一番最適なのは「外遊び」なんですね。
それも、できれば親子・家族だけではなく、友達と一緒に公園に出かけて、子どもたちを自由に遊ばせる!というのが最適らしいです。
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東京学芸大学名誉教授・杉原隆氏によると
出典@https://www.nhk.or.jp/seikatsu-blog/200/120093.html
「積極的に体育指導を取り入れている幼稚園・保育園よりも、自由に遊ばせている園の子どもの方が、運動能力が高い」
出典@https://www.nhk.or.jp/seikatsu-blog/200/120093.html
就学前の時期は「神経系型」の発達が急激に進む時期。体が様々な動きを習得するのに最も効果が上がるこのタイミングには、形の定まっていない自由な遊びこそが、最適なのです。
幼児期に見られる運動は、登る、運ぶ、走るなど本来30種類以上あります。遊びを通して、たくさんの種類の運動を経験することが運動能力のアップにつながる というのです。
子供の為には体操教室など通わせたくなる気持ちは私もわかりますが、外遊びでいいならお金もかからなくて手軽でとてもいいですね^^
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小学校低学年(~10歳まで)
この時期は動作の習得を伸ばす時期。いろいろな動作を経験し、神経回路を多方面から刺激する期間なんですね。イメージ通りに体を動かすためには、筋肉だけではなく脳も鍛える必要があるのです。
つまり実際に運動をする筋肉と、動かすために指令を出す脳との伝達回路をきっちり結んでおくんです。
例えば大人になって、なにもないところでつまずいたり、通れると思ったドアに肩をぶつけてしまったり、足の指をぶつけてしまったり……。
これはまさに実際に運動をする筋肉と、動かすために指令を出す脳との伝達回路のつながりが弱まっている証なんだとか。
この時期に最適な運動とは学校の体育の授業で行う基本的な運動、ゲーム感覚で行う運動、器械運動など。
10歳くらいまでをピークに、基本的な動作をして脳を刺激するのがベストなんですね。体育の授業や友達との外遊びを(ここでもまだ外遊びは重要^^)大事にして過ごしましょう。
この時期におすすめの遊び
・家で毎日、足じゃんけんをしましょう♪足をグー、チョキ、パーと動かすことで脳と身体のつながりが強まるそう。
・また、芝生の上では裸足で遊ぶことによって本来の能力が目を覚ましてくれるそうです!
小学校高学年(~12歳まで)
この時期はゴールデンエイジと言われる子供の運動能力を最大限に伸ばせる最も重要な時期。「努力したら、しただけ伸びてくる」そんな状況を作り出せる期間です。
小学校の低学年で基本的な運動能力を身につけた後に迎えるこの黄金時代は一生に一度だけ訪れる、あらゆる物事を短時間で覚えることのできる「即座の習得」を備えた時期なのです。神経系の発達がほぼ100%になるため、動きの習得にもっとも適した時期といえます。
何か特定の種類のスポーツを行っているならば、そのスポーツで重要となる基本技術も、プロのような高度なテクニックも習得するのがベスト。
9~12歳のときに覚えた技術は大人になってもずっと身に付いているといわれるだけに、何でも吸収させてあげてください。また、精神面でも自我が形成されてくるころだけに、戦術や状況判断などを考えさせるには最適なので試合やゲームを積極的に行いたい重要な時期ですね。
中学生
ゴールデンエイジが過ぎ去り、体格が大きく変わり始める時期です。骨格や筋力が急激な発達を見せることで、パワーやスピードが備わってきます。
その反面、新たな技術の習得には不向きであるので、今までにできていた技術が一時的にできなくなることもあるので、技術の上達に関しては時間がかかるかもしれません。
またこの時期は心臓や肺の機能を増す運動を重点的にやり、長時間の運動に耐える丈夫なしっかりした心臓や肺をつくりあげるのがよいのでねばり強さの元となる持久力を中心に鍛えていきましょう。
確かに、中学生になると急に体力もついてきて、激しい運動もできるようになってきますね。
高校生
この時期は筋肉の強化に最適な時期。力強くたくましさのもとになる筋肉は、身長の伸びの最盛期を過ぎてから鍛えた方が良いですね。
これらは、男子の場合ですので、女子の場合は1年、あるいは2年早くなるようです。
まとめ
・幼児から~高校生までの最適な時期に最適な運動をすることで子供の運動能力が向上
基礎の身体を作る幼児~小学校低学年のお子様をお持ちの親御さんは積極的に外遊びをさせてお子さんの能力を伸ばしてあげてください!
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