来年からのプログラミング教育導入に向けて私も小学生の親ですから何かできることはないかと日々プログラミング教育について学んでいる最中です。
小学校1年生の娘に「なるほどわかった コンピューターとプログラミング」の本を買ってあげたら興味を示さなかったので焦りました・・・(;^_^A
でもちょっとしたことで子供の反応が変わったのでそのことを記事にします。
レビュー「なるほどわかった コンピューターとプログラミング」
親が良かれと思って購入した本やおもちゃ、子供が興味を示さないことって多いですよね。
どうせ遊んでくれるなら知育おもちゃだと嬉しいなと勝手に購入した結果、数時間遊んだだけのおもちゃが結構あります・・・。
本もそうですね、何度も何度も読む本と全然読まない本・・・。
今回私が購入したのは「なるほどわかった コンピューターとプログラミング」(ひさかたチャイルド)2019年5月に発表された「こどもプログラミング本大賞」で大賞を取った本です。

表紙
これなら間違いないでしょ!大賞受賞した本だし!と届いた日に早速子供にポンと手渡ししました。
娘も「面白そう~!!」とすぐに開いて1ぺージ目を20分ぐらいじっくり遊んでいました。

「なるほどわかった コンピューターとプログラミング」を読む子供

おおお~さすが~!
大賞を取った本はこんなにも子供を夢中にしてくれるのか!
が、次に見た時には違うことをしていました・・・。
どうやら順番に読まずに興味のあるページを見つけやろうとしたら全く意味がわからずつまらなくなってしまったようです。
「なるほどわかった コンピューターとプログラミング」は仕掛けをめくりながら子供がプログラミングを学んでいくという絵本になっています。
仕掛け絵本というのが逆に子供に先走りさせた原因になったのかもしれません。
「なるほどわかった コンピューターとプログラミング」ってどんな本?
仕掛けをめくりながらコンピューターやプログラミングについて学べる絵本で英語版としてだされたものを2017年に日本語に翻訳し出版されました。
文:ディキンズ,ロージー 絵:ニールセン,ショー
訳:福本友美子 監修:阿部和広
発行:ひさかたチャイルド
”ひさかたチャイルド”さんの動画がわかりやすいです。
仕掛けをめくるって大人でも楽しめます。
でも仕掛けだけをどんどんめくりたい子供には先走りの原因になってしまいます。
本の内容を理解しないで仕掛けをめくっても楽しくないですね。
そして、この本を私が最初に読んだ感想は「ん?難しくない?」というものでした。
チップ、二進法、文字コード、ピクセル・・・1年生にわかるんだろうか・・・。
特に二進法は大人の私にも容易に理解できません。
「なるほどわかった コンピューターとプログラミング」本当の使い方を発見!
この本を子供と一緒に読みすすめるにあたって注意をしたことは2点です。
わからない箇所を理解してもらうためには実際にパソコンを触らせるのが早かったです。
これまでパソコンを触らせることがなく、スマホばかりだったのですがスマホ=パソコンの小さいものだなんて言っても子供には=にならないようです。
パソコンを起動→chromeを開く→YouTubeで動画をみる→違う動画を見る→見終わってchromeを閉じる→シャットダウンをするということだけでも十分でした。

”シャットダウンする”ってスマホと違い、パソコン特有ですから子供には面白かったみたいです。
この面白いという感覚が積みあがれば後はどんどんスムーズに読み進められます。
普通の絵本とは違い、時間がかかりますがそれでも「理解してからページをめくる」ということで親子でこの本を楽しめています。
ただ、仕掛け絵本なので子供よりも最初に読むことができないです。
最初にめくるのがたのしいですからね(笑)その楽しみを子供から奪うことはできません^^
でも仕掛けをめくらなくてもどんな内容のページなのかはわかるので予習するのはおススメです。

絵本の予習なんてこれまでやったことない(笑)
時間はかかりますが親も一緒になって楽しめる本ですのでこの本につまづいたならぜひ上記の方法を試してみてください!

これからスクラッチも出てくるので実際に一緒に遊んでみようと思います^^
「なるほどわかった コンピューターとプログラミング」レビューまとめ
・「なるほどわかった コンピューターとプログラミング」は1ぺージ目から順番に読む
・わからないところは実践でしっかりと理解させてから読み進める
・プログラミング教育はまず親が一緒になって楽しむことが大事
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